
今回サイトを立ち上げる際にコアサーバー(CORESERVER)を使ったのですが、初心者には少し設定方法が分かりづらいかな?と思いましたので、バリュードメイン(VALUE-DOMAIN)のDNS設定からコアサーバーにサイト登録するまでの簡単な流れを書いておきます。
上から順にしっかりと設定を行えば意外と簡単に終わりますので、初期設定で悩んでいる方は焦らず画面を見比べながら操作をしてみて下さいね。
VALUE-DOMAINでの設定
コアサーバーを使う前に先ずはVALUE-DOMAINにてDNS設定を行わなければなりません。DNSって何?と言う方は「DNSとは」で検索すれば解説サイトがたくさん出てきます。
だけど、難しい用語がたくさん出てくるのでサーバーとドメインを紐付けるのに先ずはDNS設定が必要なんだ。と認識しておく程度で問題ないです。
まぁ今回のコアサーバーを利用する際にはこの設定が必須となりますので順に説明していきます。
他社取得のドメインを先ずは登録
今回私は他社で取得したドメインを利用しますので、ネームサーバー登録をVALUE-DOMAINの管理画面にて行います。
ログイン後の右サイドバーにある無料ネームサーバー他社登録しているドメインを登録を選択し、ドメイン登録を行います。
またこの手順を行う前には必ずドメインを取得した所にて「ネームサーバー変更」を行っておいて下さい。
この作業を行ってないと登録できないと思います。
ちなみにVALUE-DOMAIN宛の設定情報は下記となっています。
プライマリネームサーバー
NS1.VALUE-DOMAIN.COM
セカンダリネームサーバー
NS2.VALUE-DOMAIN.COM
NS3.VALUE-DOMAIN.COM
NS4.VALUE-DOMAIN.COM
NS5.VALUE-DOMAIN.COM
自身が契約しているサーバー情報を確認
次にドメインのDNS設定に行きたい所なんですけど、自身が契約したサーバー情報が分からないと紐づけが出来ないため改めてここで確認してみましょう。
右サイドバーのサーバーから契約しているサーバーをクリック。
今回私はコアサーバーとなるためサーバーコアサーバーを選んでます。
そして遷移した画面のアカウント情報を確認します。
今回利用したい契約サーバーの@以降をメモしておきます。
私の場合は画像3の部分にあたる@以降のs139.coreserver.jpになります。
DNSの設定を行う
右サイドバーの無料ネームサーバードメインのDNS設定を選択。
するとVALUE-DOMAINに登録してあるドメイン一覧が表示されるので先程登録したドメインの編集ボタンをクリック。
(ドメイン名)のDNS設定という画面に遷移すると思うので、そこの中段辺りにある当サービス内サーバーの自動DNS設定のプルダウンから先程確認した自分が紐づけしたいサーバーを選択して下さい。
今回の例ですとs139.coreserver.jpですね。
それを選ぶと、上部にある空だったテキストボックスが自動記入されると思いますので、それが確認できたら何も編集せずにページ下部の保存をクリックでDNSの設定は終了です。
サーバーへログインして次の設定へ
上記の作業でVALUE-DOMAINにて行う作業は一通り終わったので、次はサーバーにログインしてドメインの登録作業を行います。
右サイドバーからサーバー今回使う契約サーバー名(コアサーバーなど)をクリック
サーバーの一覧が確認できると思うので、先程紐づけしたサーバーの「新コントロールパネル」のリンクをクリックして下さい。
すると、新しいタブが開き自動的にサーバーへログインが出来ると思います。
コアサーバー上でのドメイン登録
ログイン後、右サイドバーのドメイン設定をクリック
画面上部にある緑色の+ドメイン設定の新規作成をクリックすると入力画面がポップアップします。
ドメイン名(FQDN)にはVALUE-DOMAINで先程DNS設定を行ったドメインを入力
オプションのAレコードのチェックを行うにもチェックを押し、問題がなければドメイン設定を新規作成するをクリック
ちゃんとDNS処理がVALUE-DOMAIN上にて終わっていればドメインがコアサーバー管理画面に登録されます。
もしここで登録がエラーで出来ない場合はVALUE-DOMAIN上でのDNS処理がまだ終わっていないため時間を置いて再度挑戦してみて下さい。
サイト設定の新規設定
右サイドバーのサイト設定をクリック
画面上部にある緑色の+サイト設定の新規作成をクリックすると入力画面がポップアップします。
ドメイン名にはサイト登録されていない物がプルダウンに登録されていますので先程ドメイン登録したURLを選択して下さい。
SSLは昨今のSSL移行を考え無料SSLを選択
PHPはPHP72を選択
使いたいプログラムのPHPバージョン指定が特にない場合はセキュリティ面や動作が軽い・最新関数に対応などの利点からPHP7以上を選ぶのが良いでしょう。
オプションのAレコードのチェックを行うも一応チェックしておきましょう。
上記で説明した以外の項目は、あなたの使用目的に合わせて記入・変更して下さい。
問題がなければサイト設定を新規作成するをクリック
FTP情報を確認
サイト登録が無事出来ましたら、FTPツールにてファイルのアップロードを行うために必要な情報を確認してみましょう。
右サイドバーのサイト設定をクリックすると先程登録したドメインがサイト一覧に表示されていると思います。
この画面ではルートパス。SSL設定状況など色々な情報を確認できますが、URLの部分をクリックしてサイト詳細を確認してみましょう。
サイトの詳細情報を確認したり、ツールインストールなど。
様々な事が出来る俗に言うコントロールパネルに入れたかと思います。
一番上ではサイト情報が確認でき、サーバー上のpublic_html以下のディレクトリにドメイン名にて新規フォルダが自動生成されておりますので、そちらにファイルをアップロードすることによりサイト公開が可能となります。
二段目にはFTP/SFTP情報が確認できます。
一応コアサーバーにはnet2ftpというファイルマネジャーがインストールされているためWeb上で簡単なファイル操作も可能となっております。
おわりに

コアサーバーでサイト公開を行う上で必要な初期設定は以上で終わりです。
htmlサイトを作るのであればFTPツールにて後ほどファイルを直接転送すれば良いだけですね。
WordPressを扱いたい場合は、これから更に設定する箇所があるため以下の別記事にて解説しております。
URLが見つかりません。慣れれば簡単な作業なんですが、新コントロールパネルは昔のと違って分かりづらっ!
と私は最初感じたので(^^;
同じ事で悩んでいる方はぜひ参考にしながら上から順に設定してみてくださいね。